わたしには、人生の転機というものをよく考えることがある。
かつて人生の先輩に「クローゼットの中を少しずつ変えることが大切だ」と教えられたが、その言葉を最近頭では理解していたつもりであったが、実際には心の奥深くではハマってなかった。
転機に近づいた頃、私が思い出したのはクローゼットのはなし。
この話はわたしにとっては、「お風呂の温度管理」だった。
ちょうど良い湯加減のお風呂に浸かっている時、一方の蛇口からは熱湯、もう一方からは冷たい水が流れ込んでいる湯加減を調整することで、心地よいバランスが保たれ、リラックスできる。 しかし、もしその蛇口の管理を怠れば、突然熱湯の中に飛び込むような羽目になるのだ。
それなのに「まだ大丈夫だろう」と思い、私たちは必要な行動を先延ばしにすることが多い。
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